がん免疫細胞療法 完全予約制ふじみ野UHビルクリニック がん免疫細胞療法

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DC療法(がん免疫細胞療法)

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免疫細胞療法の新たなカタチ  DC療法

DCについて

DCは顕微鏡でみると手のようなものを四方八方に伸ばしており、それが樹木のように見えることから樹状細胞と呼ばれています。非自己の侵入に対して以下の処理を行う、免疫系全体の要となる細胞です。

  • 貪食して消化・分解する
  • 非自己の一部を細胞表面に掲げてT細胞へ伝える(抗原提示)
  • 種々のサイトカインを産生し、非自己の排除に適切な免疫応答を誘発する

通常、バクテリア、ウイルスは増殖速度が早く、貪食・消化による処理では排除が困難です。そのため、DCはT細胞に抗原提示を行うとともにサイトカインを産生して、B細胞やCTLを増殖・活性化させて抗体やCTLによる強力な排除機構を誘導。癌の排除に関しても同様な働きを行っており、最終的に癌を特異的に殺傷するCTLを誘導することで抗腫瘍効果を発揮します。抗原提示でCTLに伝える情報はタンパク質の断片であるペプチド(アミノ酸が8~11個程度つながったもの)で、DC上のMHCクラスI分子の上に乗せられて提示されます。

抗原提示サイトカイン生産

一方、CTLは1個の細胞上に1種類のTCRを持っており、提示されたペプチドと結合できるTCRを持ったCTLのみが刺激を受け、活性化及び増殖します。ちなみにTCRは遺伝子再構成という方法でつくられ、その種類は理論的に1,000億程度です。
抗原提示を行う細胞は抗原提示細胞(APC)と呼ばれ、DCの他に単球(マクロファージ)、B細胞などがあります。APCの中でDCは、MHCの発現量が多いこと、抗原提示とともにT細胞へシグナル(副刺激)を伝える分子であるCD40、B7/BB-1(CD80)、B70/B7-2(CD86)などの発現量も多いことから、抗原提示を行う力が最も高い細胞と位置付けられています。APCのうち細胞の外から取り込まれる外来性抗原はMHCクラスIIに、細胞の中に存在する内在性抗原はMHCクラスIに提示するという原則がありますが、DCは外来性抗原をMHCクラスIに提示することができる(クロスプレゼンテーション)という特徴も持っています。
また、DCはIL-12、IL-15、IL-18などのCTL、NK細胞の活性化・増殖、IFN-γの産生増強に関わるサイトカインを産生する細胞の一つ。免疫系全体を抗腫瘍免疫増強の方向へ向ける働きもあります。

治療概要

癌細胞から見ると免疫細胞は自身の生存を脅かす存在です。そこで、癌細胞は免疫細胞に見つからないようにしたり、免疫細胞の働きを悪くしたり、あるいは免疫細胞を逆に攻撃したりすることで免疫細胞の監視から逃れています。そのため、体の中に癌がある状態(担癌状態)では、免疫細胞は癌を攻撃して排除することができません。
DC療法は採取した血液中の大量の単球から、特定の条件下でDCを誘導・成熟化して再び体内に戻すことにより、免疫抑制状態を是正するとともに、腫瘍特異的CTLを体内で誘導することで癌を縮小させる、あるいは大きくなるのを遅くすることを狙った治療法です。適切に成熟化されたDCは高いサイトカイン産生能を保持するだけではなく、CD40、CD80、CD86などの副刺激分子を高発現し、効率的なCTL誘導能を持つようになります。 DC療法には未熟DCを腫瘍近傍に接種する方法、自己の腫瘍をパルスした成熟DCを接種する方法、人工ペプチドをパルスした成熟DCを投与する方法等がありますが、当院では人工ペプチドをパルスした成熟DCを投与する方法にて治療を実施。治療効果を高める目的で、用いる人工ペプチドは適応があれば原則として数種類使用しています。
なお、本治療は人工ペプチドの適合の問題から、HLA-A0201またはHLA-A2402の型であり、かつ特定の腫瘍抗原の発現が認められた方に限定されます。

DC療法・治療概要

治療方法

  • 適応可否の判定のため、血液を採取し、HLAタイピング、腫瘍抗原の発現のチェックをします。
  • アフェレーシス採血により、末梢血単核球を採取します。
  • 採取した末梢血単核球から単球を分離します。
  • サイトカイン等を加えて6日間培養し、未熟DCを誘導します。
  • ペプチド、サイトカイン等を加えて1日間培養し、成熟DCを誘導します。
  • 得られたDCを1mlの生理食塩水に浮遊させ、皮下注射にて投与します。
  • 6回投与で1クールの治療となります。

品質管理

培養したDCは患者さまへ戻す前に次のことを確認しています。

  • 単球からDCへの誘導が一定レベル以上できていること
  • DCの数が一定レベル以上に増加していること
  • 副刺激分子(CD80、CD86)の発現量が一定レベル以上あること
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他の治療法と併用

癌の治療法には手術・化学療法・放射線療法があり、手術との併用では術後の再発予防に効果があると考えられています。また、化学療法や放射線療法との併用でも相加・相乗効果が期待されますが、化学療法との併用では投与した細胞が抗癌剤の影響を受け抗腫瘍活性の低下をきたすことがあるため、投与時期等の調整が必要となります。

副作用

NK細胞療法、CAT療法、DC療法はともに患者さまご本人の細胞を用いた治療であることから、重篤な副作用を引き起こすことはありません。また、投与するNK細胞、CAT、DCは厳重な管理下にて培養調整されるため、高い安全性が確保されています。一時的な発熱や悪寒を生じるケースがありますが、2日程度で軽快します。これは活性化したNK細胞、CAT、DCがつくり出すサイトカインと呼ばれる物質によるものと考えられています。

治療料金

CTL療法は保険適応外診療のため、治療費は全額自費負担となります。

  費用
初回相談料 無料
初診料 10,800円(税込)
登録検査費 27,000円(税込)
DC療法(1回) 324,000円(税込)

※ 治療費には細胞加工・培養技術、手数料(採血、点滴)が含まれています。
※ 治療費は細胞培養のための採血を行った時点でお支払いいただきます。

がん免疫細胞療法無料カウンセリングをぜひご利用ください

当院では、診察とは別に患者様やご家族の方とのご相談やカウンセリングを行っています。
治療法の説明や疑問点にお答えしています。受診される前にぜひご利用ください。
予約制となっております。ご予約はフリーダイヤルへ。
フリーダイヤル0120-788-553(月~土・9:00-17:30)

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